さて、『自然の恵みを我らの手でエネルギーとして生かそう!』という気持ちを結集して
フィリピンでの小水力発電の実証事業に取り組んでいる、わがプロジェクトチームで
ありますが、発電システムづくりの進捗状況を『フィリピンからの現場進捗日記』として、
その完成までの歩みをこれから少しずつレポートさせていただこうと思っています
施工にあたってもらっている現地の土木業者さんや、チームの面々が
頼もしく汗を流す姿を感じ取っていただければと思います。
まず、今回設置する予定の『パッケージ型発電機』についてのお話。
開発段階で当社も協力させて頂いたデンヨー(東京)製⇓と
阿南工業高等専門学校発のベンチャー企業、バンブーケミカル研究所(阿南市)製⇓
の2台を使います。
そして、装置は、以前に、佐那河内村でおこなった実証実験結果を生かして設計し
現地での運用に適するよう改良を進めてきたものです。
さてさて、いよいよその工程の大切な第一歩。
設置現場であるフィリピン中部・ミンドロ島のプエルトガレラ市にあるタマラウ滝。
滝を囲む草を刈って基礎を整え、仮設の道や階段を作る作業へと進んでいっています